top of page

院長の思うこと

野立て看板とホームページ

 4月、5月の狂犬病予防注射とフィラリア予防の忙しさにかまけて、すっかりブログの更新をサボっていました。

 6月に入り、少し時間の余裕が出てきましたので、思いのままに書いてみようと思います。

 車で道を走ってますと、道路沿いに、いろいろな野立て看板が目に入ってきます。よく見ると、ほとんどが、医院、歯科医院の看板だと思うのは私だけでしょうか?当然、動物病院の看板もちらほら見受けられます。

 ホームページも、どの医院、歯科医院および動物病院ともに綺麗なものが多いですね。

本院のホームページは、まったくセンスのない私が作っていますので、他院と比べ見劣りがしますが予算の関係で仕方ありません。

 なぜ医療関係の看板が多く、ホームページに力を入れるのかと申しますと、医師、歯科医師および獣医師は法律によって広告の自由が規制されているため、自由に無制限に情報を発信することができないためです。広告媒体として、最低限の情報を載せた看板か、探して入ってきてくれるホームページに限られているのです。

 看板は制作と広告費が結構かかりますし、綺麗なホームページを維持するにもお金がかかりますので、看板が多く、優れたホームページを持っている医療機関は、人気があり、裕福な施設である可能性が高いと推察されます。

 看板やホームページでおおよその医療機関の雰囲気は分かるかもしれませんが、以前のブログにも書きましたように、大切なのは、先生と馬が合うかどうか、病院の経営方針に合うかどうかだと思います。

 結局、医療機関に行ってみて、ご自身で確かめるのがベストな方法だと思います。

 そこで、犬に限った話ですが、獣医師がこれなら仕方ないと思う病院探しの方法をお教えいたします。

 それは、一か月ごとに違う病院にフィラリアの薬をもらいに行くことです。そこでぜひ言っていただきたい言葉は「最近引っ越してきたんですけど」です。

 この方法を使えば、どの獣医もいやな気持にはなりません。そして少なくとも7件の動物病院に行くことができます。薬代以外に初診料がかかってしまうのが難点ですが、それ以上にメリットは大きいのではないでしょうか?

口コミを信じるだけでなく、ぜひ自分の目で、自分に合った医療機関を探していただきたいと思います。


動物病院に行く犬

 



 

 




bottom of page